第2回 外苑前広告会議「iPhone広告アプリ大特集」
今回はゲストとしてフリーランスITジャーナリスト林 信行さまをお招きし「iPhone広告アプリ大特集」としてお話をしていただきました。お伺いしたお話からいくつかをあげさせていただきます。
■iPhone3.0
いままでのiPhoneアプリは面白いものであればよい傾向が強かった。しかし、iPhone3.0ではアプリ内でコンテンツの追加購入ができるようになり、独立したアプリとしてしか管理する事ができなかった以前に比べその意味合いが変わってきた。(シリーズ展開、更新、電子書籍持ち歩きたくともアプリが画面を占領してしまって不便だった)がこれからは月額課金ができるようなコンテンツも作れるようになった為、それがアップルストアの市場に変化があらわれてきている。
そのためiPhone3.0のビジネスモデルはこれからはコンテンツの持っているところが強く、大企業向けとして有利になっていくのではないかという事でした。
ムムム・・・これはキャンペーンのコンテンツや
消費者の日常のライフスタイルの中でiPhoneアプリは考えられる時代になってきたんじゃないか?と。
海外はその傾向がとくに強いようでミラノ国際家具見本市「ミラノ・サローネ」の
ガイドとしてiPhoneが使われていたり、
電子書籍のような豆知識のアプリ、amazonが上位にくるようになってきている。
とのお話も伺うことができました。
まずコストにしてもnintendo DSとiPhoneアプリで同じソフトが売られているが
圧倒的にiPhoneのが安い。パッケージなどの物流コストを抑えた販売の為に
マーケットサイズに依存しない買いやすさがあるように思います。
でも個人的に思うのは紙媒体がなくなる事はないし
日本ではパッケージ(ジャケ買い)する人もまだまだいるのかなとも思っていたりします。
ですがPCからケータイの時代になるというのはなんとなく感じるような内容でした。
Photo by himanainu_kawai
GX200
■ガラパゴス化しているのは携帯端末でなく「人」
ちなみにこんなお話もされており携帯会社の人はグローバルに考えているが日本のメディアは携帯市場をあまり見ていない為
グローバルになりにくい記事が多い。
スパイダープロという機械を使い
iphoneの発売から1週間でiPhoneがどれだけメディアにでたかと調べて見たところ248もの数の露出が出ていたにもかかわらず、
お財布ケータイがない、電波がとぎれる事があるなどあまり良いイメージとして宣伝されていなかったみたいです。
これは意外でした。WEBではニュースやSNSなどを見てもどこの携帯会社に入るのか、
いつくるんだと結構な話題になっていたイメージがありました。
※技術やサービスなどが日本市場で独自の進化をとげて、世界標準からかけ離れてしまうという現象。
生物の世界でいうガラパゴス諸島における現象にたとえられて「ガラパゴス化」といわれています。

■Webでのアクセス数が多いiPhoneの広告ビジネス
個人的に興味がひかれたのはやはり広告媒体としてのiPhoneでした。
スマートフォン市場ではiPhoneはまだ13.5%と少ない方なのに、
webへのアクセス数が35%を占めている。
iPhoneを使っているユーザーは
ユーザーの数以上にアクセス数が多い為、iPhoneは広告ビジネス展開に適していると考えられる。
そこにリッチコンテンツとしてのアプリ紹介でBMWやCHANEL、Ralph Lauren、GAP、GODIVA、VICTORIA SECRETなど紹介していただきました。ブランドものファッション、強いですね。
もってる層を考えると的確な気がしますが
日本でもiPhoneが広がっている今、一般大衆向けブランドのコンテンツ
まぁユニクロのようにいずれは有名になるものが出てくるのかなぁと、
今後も注目したい内容でした。
AdMobという会社が注目されており、ゲームの部分に広告を載せていたり、
スライドショーの間に広告を挟むなど、どこでも広告ビジネスにする展開をしている。
そんなところまで広告にしちゃうのか!と見ていてとても面白かったです。
参加者の中からもそういった事を考える方もいらっしゃったり意見が飛び交っておりました。
本当にさまざまなお話を聞かせていただきましたが
「休憩タイム」をはさんだ間も誰も席を立とうとせずに議論や意見を飛ばしていました。
私はただただ皆さんに圧倒されっぱなし!勉強になりました!
内容としては参加者の方々も制作しているアプリの自己プレゼンもあり
とても密度の濃いお話になったように思います。
実際には厳しいと思いますが、
仕事でもiPhoneを使ったキャンペーンなどを考えてみたいです。
ゲスト様、および参加者のみなさまありがとうございました。
パズルハウスでは、今回のような広告に関係する各界のスペシャリストをお招きする
「外苑前広告会議」を定期的に開催して行く予定です。


こちらは林信行さんによる講演の一部を抜粋しました。







